2013/10/15

幸福な時間


センセイに頼まれて、数年ぶりに大学にお邪魔した。大学といえばゼミ、ゼミといえば、この「先生が淹れてくださるサイフォン式の珈琲」。豆がないから買ってきてね、と言われて、オーガニック珈琲の豆を買っていった。
学生時代、ゼミといえば、まずはミルで豆を挽くところから始まった(決して珈琲のゼミではない)。アルコールランプに先生がマッチで火をともして、珈琲が沸くのを待つ間に、自分の書いたレジュメに、先生と一緒に目を通すのがゼミの時間だった。心理学の研究室で、「知りたい」という好奇心だけは人一倍強かった私は、珈琲片手に、先生にばんばん質問するのが、とっても楽しみで、有意義で、幸福な時間だった。

「グレース」というあだ名をつけたのも、ゼミの先生だった。「クリスチャンネームみたいだね」と言ったその先生、まさか10年経って、本当に私がクリスチャンになるなんて思ってもいなかっただろうなあ。その話をしたら、本当にびっくりしてたから。

お客様だからということで、先生がミルで豆を挽いて下さって、珈琲をごちそうになり、二人でしみじみと話をした。こうやって、自分のことを思っていてくれる人がいて、帰る場所があるということは、とても幸せなことだ。知りたいことは無数にあって、そのいろんなことに応えてくれる人がいる。大学の研究室の時間は、本当に幸福な時間だった。その片鱗を少しでも味わえて、幸せな一日だった。

2 件のコメント:

  1. なかなかいい感じですね。いい香りが届いてきますよ。

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  2. 私のカメラ(オリンパスのPENです)が、うまく撮ってくれました^^;本当に、いつ行っても珈琲の香りでいっぱいの研究室です。少し高い豆でしたが、値打ちがあったなぁと思いました。

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