2014/06/21

特別な瞬間


 今日は夏至。怪しげな写真だけど、キャンドルナイトを楽しむスヌーピーさんです。



 昔、「学校でテレビが観られる」というのがすごく楽しみだった覚えがある。別にそんな古い時代ではなく、しっかり平成の小学生だったけど…。Eテレの番組でさえ、観るのはすごくワクワクした。家で観るのと学校で観るのとはまた違う。
 今の子たちも、ただ天気予報を見るためだけにテレビをつけても大喜び。デジタル教科書を使うのにテレビをつけることも多いけど、やっぱり「テレビを観る」のは別らしい。ライブ感がある。

 長野オリンピックの開会式を観たのが中3の冬。理科の先生がテレビをつけてくれた。ちょうど聖火台に点火する場面で、先生が「あ、あれ天童よしみやろ!」と叫んだ。
 違うって、あれ伊藤みどりさんやって…
 みんなが突っ込んで教室は大爆笑。たぶん衣装の具合でそう見えたんやろな…。笑顔似てるし。
 いくつかの競技も観た記憶がある。


 ワールドカップ、ギリシャ戦はロスタイムだけ間に合って何とかクラスで見られた。0-0のドローで微妙な空気と静けさが流れたけど、普段サッカーに興味がない子たちも、それはそれでよかったんじゃないだろうか。ワールドカップやってることすら知らないような子も何人もいる。
 試合が終わってから、グループリーグのこともよく分かっていない子が多かったので、表を書いて説明した。なんとなく、みんながわいわい言っている理由が分かったみたいだった。 
 「サッカーはようわからんかったけど、みんなでわーわー言ったなぁ」
 ぐらいでいいから、特別な瞬間のことがたくさん心に残っていってほしいと思う。

 こういうことはしてもらえて当然、というちょっと勘違いな認識の子どももいる。現に、ギリシャ戦を「見せてくれるのが当たり前だろう」というような尊大な態度と発言で、一喝した子もいた。
 お楽しみでジュースがあることも「当たり前」、ごねれば宿題がなくなることも「当たり前」。考え方は人それぞれだけど、そういうことがなんでもかんでも当たり前だと思っていると、嬉しさがその分減っていくような気がして、損だと思うんだけどなー。

 明日は演奏会を聴きに行く。観るのもいいけど、やっぱり何でも生が一番。できるだけリアルに近い方がいいに決まってる。

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