夜の職場で、「Dragon」(竜)について、欧米の人にどう説明するか?みたいな話になっていた。英語の堪能な同僚が、なんとかDragonについてALTに英語で説明したいのだけど、適当な説明の言葉が見つからないということで、みんなで大騒動になった。もともと竜は中国で生まれたから、東洋ではなんとなく縁起のよいものとして扱われているけど、西洋の文化では、蛇(=サタンの化身として?)の進化したものとして、すごくよくないものとされている(とウィキペディアに書いてあったらしい)。その文化の中で育った人に、この日本での竜の意味をどう伝えるかは難しい。
みんながわいわい「神のペット?」「てことはイエスのペット?」「イエスのペットって説明すれば?」と笑っている。話し始めると長くなるけど、それは違う。というか、おかしいやろ(イエスの下にいるという意味では変ではないやろけど)。相手がクリスチャンだったら、日本人にはジョークでいけても、相手はかなり嫌な気持ちになるのでは? そもそも「神のペット」って言っている時点で、その人が言っている神と、西洋の文化が指している神の意味は違っているし、だから言い方を迷ってるんじゃないの? それにたぶん、見てる限り、うちのALTはクリスチャンだと思うんだけど…。食前になんか祈ってるし。普通に東洋では大切にされているとか言えばいいんじゃないの?
だんだん腹が立ってきて、「それ、外国の人にマジで書いたら怒られるよ」って言ってみたけど、「そんなんわかってますよ」みたいな顔で、もちろんスルー。本気でキレて怒鳴りそうになるのを必死で抑えた。結局誰かが「日本の人は、竜を幸運の象徴として信じている」という訳を考えてその場は治まったけど、私の怒りはおさまらなかった。英語の堪能な同僚は、海外生活の経験もあるので、さすがにそんなしょーもないジョークは言わなかった。
なんだろう、この怒り。「うちのとーちゃんをばかにするなー!」という感じの、この怒りがなんかとても幼稚な感じがしていやだ。だけど、後から、こういう怒りを感じる人って、案外世の中にたくさんいるんじゃないの?とも思った。
日本人て、思想や信条、宗教は、隣の人も一緒だと思い込んでる気がする。でもそうじゃない。宗教的思想に限ったことじゃなく。んで、とてもデリケートな問題なのだから、そこに触れるようなことをジョークにするのはやっぱりよくない。性的マイノリティの問題とか。結構そういう問題はたくさんあると思う。
どうせ、いやそんなつもりじゃないですよ、書かないですよ、冗談ですよ、っていわれるんやろなぁ。そういわれて傷ついたり、腹立てたりしてる人間がいるかもっていうことに、もっと敏感にならないとだめなんじゃないのかなー。自分が「周りとなんか違うぞ」と違和感を抱くことが多いので、そういう誰かのなにげない言葉にぐさっとくることもあるわけです。私の心がよわいのか?
でもでも、とにかく。うちのとーちゃんをばかにするな。
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