2014/08/31

夏の終わりの冒険

  
 写真茶話会RRのために、100キロ離れたSIGNの工房へ。
 正直にいうと、今まで高速道路の運転が怖くてSIGNの工房へ行ける気がしなかった。遠距離恋愛の時間も長くなり、高速の運転も慣れてきて、ようやく「行ってみよう」と思えるようになった。近畿道から西名阪へ入ったので、大阪府へ初の突入。
 初めてお会いする方がほとんどなのに、なんだか妙にリラックスしてしまった。すみません。
 行きと帰りでルートを変えてみた。うん、これからも行けそう。名神は快適に走れる。

 写真についてはど素人で全くの初心者なので、変に開き直り、とりあえず自分が撮りたいと思って撮った写真の中から選んでプリントしてもらい、あとは夜中に茶話会用にごそごそとケーキを焼いた。メレンゲが自分史上ベスト3に入る出来栄えに泡立った。…やること間違ってるなあ。

 職場用のかばんには毎日カメラが入っていて、子どもや何かの写真を撮っている。でも、それはあくまで記録用の写真という感じがする。スマホのカメラもずっと使ってて、みんななんとなく撮ってるし私もそうなんだけど、それだけじゃ物足りない今日この頃。

 茶話会に参加された方々に、私の写真から組写真として何枚かを選んでいただいた。死ぬほど恥ずかしかった。「よく見せよう」という自分の醜いところを削ぎ落とさないとだめだと改めて思った。
 組写真はなんだか魔法みたいだった。組み方で、自分の撮ったものじゃないように見えてくる。でもまぎれもなく、私の「作品」になっていた。ラッキーさんとSIGNさんにもお願いして組んで頂いた。言葉はもちろんだけど、その並びにはすごく説得力があった。写真の並べ方ひとつとっても大事なんだということを初めて知った。
 「ひとりの時間」「距離」という言葉も出てきた。確かに…そうですね。
 稚拙な私の写真を、丁寧に拾い上げて頂いたことに、本当に感謝。

 みなさんの写真も見せて頂いた。ひとりひとり、全然違う写真。全然違う作品。どの方の写真も、いつまでも観ていたくなった。こんなに写真のことを考えたのは人生初。

 私も、写真だけで人に何かを伝えられるようになりたい。
 単に「かわいい」とか「おもろい」とか「きれい」とか、一瞬、一言で通り過ぎるような感情だけじゃなく、もっといろんなもの。昨日SIGNさんたちに選んで頂いた写真は、確かに自分自身がそういう感情を持ってシャッターを切ったものばかりだった。

 もしもゆるされるなら、次があってほしい。そしてもっといっぱい写真撮って持って行きたい。自分のパソコンの中にひっそり眠らせておくだけじゃなく、ブログにぱらぱらアップするだけじゃなく、たくさんの写真の中から、いろんなものを拾い上げて作品をつくっていきたい。
 
 私のマシンは間違いなく公道を走れるだろう。あとは乗り手の問題。
 

 今日は夕方、カメラを下げて歩いてみた。おなかで撮るのも試してみようと思って。明日も試そう。



 ぼやーん、どよーん、とした雲の中に、夏の雲が、ぽこんと残っていた。
 セミも鳴いているけど、夜は鈴虫の鳴く音がする。夏が終わり、秋が始まる。

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