2014/08/01

それもこれもご計画のうちだった

 1日出張で、午後からは先輩の代理でちょっと年配の先生たちに交じって研修。そこで、数年前の保護者さんに出会った。

 その年はとにかくめちゃくちゃで、保護者会があるたびに「何なんですか、あれ」と毎回お叱りを受けていた。子どもはかわいかったけど、自分の行動を苦笑いとともに思い出す一年。お会いするたびに、一番厳しくご意見を頂いたのがそのお母さんだった。
 同じ教育関係者というのもあって、どうしても一言言わずにはおられなかったらしい。

 そのお母さんが強烈なインパクトを残したのは、その厳しいお叱りではなく、個別懇談の席。

 「私はイエス・キリストを信じているんです」

 何の会話からだったか、お母さんは自分の信仰をはっきりと告白された。いやー、普通子どもの懇談で、そんなこと言わんやろ、と今も思うけど、なぜかあの場面でそうおっしゃったのだった。信仰の話をしたのは、その一回きりだった。
 当時、何も知らず、何も思わなかった私は、ブルース・リーのようなフォームで女子に跳び蹴りを食らわすそこの息子さんを思い出し、「えー、クリスチャンの子どもがあれはないやろ…」と、クリスチャンのイメージと目の前の現実のギャップに驚いていた。


 数年が経ち、その保護者さんと何の関係もないところで私はキリストを信じ、受洗した。受洗のときの証でも、そのお母さんの信仰告白を思い出して、話をしたような記憶がある。
 いつか会ったら、私もキリストを信じたんだって言いたい、と思いながら、年月が過ぎた。

 そんな中で、今日、偶然そのお母さんは私の横に座られた。休憩時間にあいさつをしていて、「お会いしたら、どうしても言いたかったんです」と、自分もキリストを信じた話をお母さんにした。
 お母さんは「え、私そんな話したっけ!?」とびっくりされながらも、とても喜んでくださった。そりゃあそうよな。びっくりするよな。
 ザ・日本の田舎、というその地域は、お寺や神社を中心として結びついている小さな村。あの中で自分の信仰を守ることは簡単なことではないだろう。教会に行くなんてなおさら。

 「いやー、でもこんなことあるんやねえ。びっくりするわ」とお母さん。
 「これも、やっぱりご計画のうちやったんちゃいますかね」と私。
 主のなさることは、いつも私たちの想像を超える。
 
 他にも色々と、「主が計画してなさったことだ」と感じることがあった一日だった。


 明日から九州に行く。職員旅行から、自分でもちょっと足を伸ばす。デキる男なのに基本脱力モードの教頭先生が作ったしおりには、「がんばりましょう」と書いてあった。
 旅行で「がんばりましょう」って何やねん。
 でもなかなかのハードスケジュール。しかも明日の九州は雨の予報。守られますように。

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